取り組み・活動報告
【島津製作所】水中光無線通信で海洋開発の脱炭素への貢献を目指す 日本財団およびDeep Starの助成プログラムに採択
2022.05.09島津製作所は、5月9日に「海洋石油・天然ガス分野における脱炭素化等推進に係る日本財団-Deep Star連携技術開発助成プログラム」(開始:2022年6月1日以降、終了:2023年5月31日)において、かねてより提案していた「全周囲型水中光無線新システムのアプリケーションスタディ」が助成対象の研究テーマとして採択されました。研究テーマは「当社の水中光無線通信装置を水中遠隔操縦ロボット(Remotely Operational Vehicle、以下ROV)に搭載して、浮体式洋上風力発電および海洋石油天然ガス田に関わる敷設・保守管理業務に用いる可能性を検証する」というものです。当社は本技術の普及により、洋上風力発電および海洋石油・天然ガス開発作業のリモート化を目指します。これによって水中におけるデータの送受信を飛躍的に効率化できるとともに、「有線式ROV作業船からの二酸化炭素排出量の削減」「ダイバー作業の削減による安全性向上」にも貢献してまいります。