取り組み・活動報告

【アジア航測】「砂防施設点検におけるデータプラットフォーム」試行運用開始

2025.05.21

近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、当社が開発した「砂防施設点検におけるデータプラットフォーム」(以下、「本プラットフォーム」)を2025年度から試行運用します。

本プラットフォームは、河川三次元管内図に対応した三次元ビューアである「α‐Flumen3D(アルファ・フリューメン・スリーディ)」をベースに、UAV(無人航空機)データインポート、変状の記録支援、点検台帳の自動出力などの機能を追加したもので、当社がこれまで培ってきたデータ変換技術や三次元描画技術により、点群などの多様なデータを容易に素早く表示できる点が特徴です。

本プラットフォームに関連し、2024年1月、近畿地方整備局大規模土砂災害対策センターと当社が共同で行った「砂防設備の維持管理における高度化に向けた取組み」が「第7回インフラメンテナンス大賞」の特別賞を受賞しました。受賞の理由として、UAV撮影と点群データを用いた差分解析による施設変状の確認が、砂防施設の点検を自動化するために重要な技術であると評価されました。

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